どのキャッシュ決済から導入?種類ごとのユーザーの特徴と傾向を分析

店舗で「キャッシュレス対応」を導入する必要性がどんどん増してきています。いま「現金が一番多いし、便利」なのが事実だったとしても、今後、キャッシュレス決済を望む外国のお客様の増加や、キャッシュレス決済が優遇される増税のタイミングが近づいてきています。

いまからキャッシュレス対応を検討しておかないと、機会損失や思わぬトラブルを生む可能性があるかもしれません。そこで今回、女性を対象にしたアンケートを参考に、どのキャッシュレスから導入するのが向いているのか、業態や場所ごと整理してみました。

(アンケート参考:リビングくらしHOW研究所 キャッシュレス決済についてのアンケート(女性/2018年/全国))

キャッシュレス決済について

キャッシュレス決済とは、現金を使わず、クレジットカード・電子マネー・口座振替などを使い支払いなどを決済方法のことです。

大きく分けると、「クレジットカード」「流通系」「交通系」「QRコード/バーコード」「その他」の5種類になります。

ちなみに世界のキャッシュレス決済比率では、韓国89.1%・中国60.0%に比べて、日本は18.4%にとどまっています(※2015年時点)。

2020年の東京オリンピックで外国の方が増えることを予想されますので、政府として「増税時にキャッシュレス決済で2%ポイント還元」とキャッシュレス決済を推進していこうという考えがあるようです。

現在、キャッシュレスと現金の利用率は半々

そういった話題性もあり、2018年に入ってから、さらに消費者のあいだでキャッシュレス決済の文化は定着しつつあるようです。

普段の店舗や自販機での料金の支払い方法で、現金とキャッシュレス決済どちらが多いかは、「キャッシュレス>現金」が51.2%、「現金≧キャッシュレス」が48.8%とほぼ半々。日常生活の中に少しずつ、キャッシュレスの波が入り込んできているようだ。

※引用:リビングくらしHOW研究所 キャッシュレス決済についてのアンケート(女性/2018年/全国)

繁華街や駅前の店舗によっては「使えて当然」という消費者も増えてくるかもしれません。

キャッシュレスサービスごとの利用者の特徴

まず、支払いに現金を使わないキャッシュレス決済で利用しているものを複数回答で聞いたところ、最も多いのは「クレジットカード」86.3%。次いで「流通系電子マネー・カード式」44.6%、「交通系電子マネー・カード式」41.9%が続く。

※引用:リビングくらしHOW研究所 キャッシュレス決済についてのアンケート(女性/2018年/全国)

働き方別に見るとフルタイムは「交通系電子マネー・カード式」、パート・アルバイトは「流通系電子マネー・カード式」が他よりも多い。

年代別の傾向を見ると「QRカード・バーコード決済」を利用しているのは20代以下に多く、15.4%。

※引用:リビングくらしHOW研究所 キャッシュレス決済についてのアンケート(女性/2018年/全国)

利用者の属性によって、使うサービスの種類に差があるようです。導入を検討・決定される担当者は「自分や家族が使っているから」でサービスを決めるのではなく、自店のお客様の実態に合わせて、どのサービスを導入するか慎重に検討した方が良さそうです。

キャッシュレスの種類ごとの特徴

これらのアンケート調査を参考に、種類ごとの特徴をまとめてみました。

店舗の客層 街の傾向 (場所の例) 向いている種類 代表的なサービス
全年代 日用品以外の消費が多い 秋葉原駅 クレジットカード JCB CARD・オリコカード・三井住友VISAカードなど
パート・アルバイト 住宅地 綾瀬駅 流通系 楽天Edy・WAON・nanacoなど
フルタイム(正社員など) ターミナル・ビジネス街 永田町駅 交通系 suica・PASMOなど
20代 若者が多い 北千住駅 QRコード・バーコード PayPay・LINEPay・オリガミPayなど

 

これからますます注目度を増していくと思われるキャッシュレス決済。直前になって焦らないように、ぜひ前もってご検討いただくことが大切です。ぜひ、あしたの商売繁盛にお役立てください

(アンケート参考:リビングくらしHOW研究所 キャッシュレス決済についてのアンケート(女性/2018年/全国))